精霊よ、精霊。私の声が聞こえますか。 あなたのもとへと届いていますか。
いまは過ぎ去ったあの頃、神々に遣わされた精霊は人と共に在りました。 これは、雨であり風であった精霊の物語。そして彼らへの祈りと願いとを唄う者たちの物語。 遠い異郷の人々と、ふしぎで優しい隣人の逸話をたどるファンタジー短編集です。
<aside> <img src="/icons/star-of-life_lightgray.svg" alt="/icons/star-of-life_lightgray.svg" width="40px" /> 収録作品 ◆古道具商にて
全ての始まりは小さなお店でした。古都の路地、ふと目に留まった店に立ち寄る男。迎えてくれたのは神秘的なたたずまいの店主でした…
◆巡り行く唄 -雨の詩
悩める吟遊詩人見習いの女の子が、お城の姫君に出会うお話です。かつてその国には雨の語り部と呼ばれる者たちがいました…
◆代わりの魔法使い -風の詩
とある村にやって来たどこか不思議な青年とちびっ子たち。この世界における魔法使いについてのお話です。昔々、まだ魔法使いの存在が身近であった頃…
◆灰色森の灯火 -光の詩
役目を果たすために生きてきた少年が暗闇の精霊に願い事をするお話です。光なき灰色の森に生まれた少年は「精霊の火」となることをさだめられていました…
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「古道具商にて」冒頭より
「巡り行く唄」冒頭より
「代わりの魔法使い」冒頭より
「灰色森の灯火」冒頭より